皆さんこんにちは。
自分史上最強にお腹を壊したのはミャンマー出張からの、タイに戻ってすぐに日本式焼肉、からの、Bバーでしこたま飲んだ次の日でした。
正露丸糖衣A錠が無ければ心が折れてたレベルの腹痛とお腹の不具合が1週間続き、
「ちょっと何が起きてるか分かんない」
くらいの危機感を感じましたが…。
数日後、普通に屋台でタイめし晩御飯。ケロッと治りました。人体って不思議。素晴らしい。
本当にこのまま続いたら死ぬかも。。。って少しだけ思いました。ハハハ。
日本で仕事をしてた時は海外への出張ってそうあるもんじゃないかな、そう思ってましたが、
タイに住み始めてからはしょっちゅう渡航がありました。
一番多かったのは台湾(台北)、当時勤務していた会社の製品を作る組み立て工場、
そして協力会社があった新竹への渡航が一番多かったですね。
その新竹(台湾の新幹線、新竹駅のすぐ近く)という街に協力会社があり、
OEM案件や、タイの工業規格取得の為の性能テストの際には、そこの会社のエンジニアに、
多大な協力を頂いたり、無理聞いてもらったり、2、3ヶ月に一回はこちらも台湾へ出張。
何気ない道にある普通の定食屋さんの炒飯がしこたま美味しくて、
レタスと溶き玉子を一緒に炒めたやつ(料理名知らない)と小籠包の二つを行ったり来たり、
無限ループでずっと食べてられるかも、そう思った位台湾で食べたご飯は軒並み美味かった。
タイのお隣、ベトナムにもよく行きました。
タイでお世話になってた兄貴分がベトナムはホーチミンにも事務所があり、
しょっちゅう行き来していたので、市場調査と言う名の下、ホーチミンにも結構行きました。
バンコクからだとタイ国際航空(TG)に乗って1時間半位。
ベトジェットで2時間超。ちょっとした遠出感も味わえるし、何より海外!
ちょうど良い距離でもあるし、ご飯もやっぱり美味しいし、ベトナムも最高だ・・・。
台湾、ベトナム、その次に出張で行っていたのが”ミャンマー”、ヤンゴンです。
可愛がってくれたミャンマー人の会社の社長とその奥さん。お二人ともいまだに連絡取り合い、
Facebookとかでお誕生日祝いのメッセージを送ったり送られたり。
社長のTさんは日本にも留学経験があって日本語はペラッペラ。
奥さんのRさんは日本語こそ話せませんでしたが、英語がかなりお上手で、仕事の合間に、
よく地元の話やタイの話など、色々と話をしてキャッキャしてたのを覚えてます。
なんちゅうかミャンマーの兄貴と姉ちゃん。そんな感じのお二人です。
初めてのミャンマー出張の時はタイでVISA取得してから渡航しなければならず、
タイで初めて訪れた”ミャンマー大使館”は印象がなんか、、こう、
刑務所みたいな照明と壁の色で圧迫感と緊張感を感じました。
無事にVISAも取得できた!日程も決まった!協力会社の方といざミャンマー、ヤンゴンへ!
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いやー、やはり暑い。暑かった。
タイの暑さに慣れたといえ、ミャンマーの暑さも何か暑さの種類が違う様な錯覚を覚えます。
空港まで前述、ミャンマーの協力会社の社長と奥さんのRさんが空港まで来てくれてました。
「はーい!Shimnさん!今回も宜しくお願いします(ニッコリ)」
T社長はいつも穏やかな優しい笑顔と口調。前世もきっと良い人だったに違いない。
車に乗せて頂いて走り出す我々ミャンマー1年生。
しばらく走るとT社長が、
「ところで皆さん、ミャンマーの結婚式には出たことありますか?」
我々卒業証書なんて誰一人持ってないミャンマー、ヤンゴン1年生。
もちろんありません。
タイにいた時も当時はローカルの結婚式に呼んで頂いた事はなかったので、
「好奇心はアリアリですTさん!」
「ちょうど今、僕の知り合いの結婚式があってるからちょっと行きましょう
(ニッコリ)」
いいんですか、僕たち1年生、お会いした事もミャンマー語も、
「ミンガラーバー」*ミャンマー語の「おは/こん/ばんは」
しか知りませんよ。うわ、マジすか、黙って外見てたら着いちゃった。
とりあえず「ミンガラーバー」
あ、発音ってそんな感じで言うんですね。
あ、こんにちは初めまして。Tさんと一緒にお仕事をさせて頂い…あ、そうですか、
分かりましたお邪魔させて頂きますね、お招き頂き有難うございます。
と、身振り手振りで感謝の気持ちを伝えてテーブルへ着座。
手前にモリモリに盛られた白米は、タイ米と似た感じ。少しパサつきありましたが、
お野菜の煮込み、その煮汁と一緒に食べると美味い!日本料理みたい。出汁が効いてるのかな?
みんなでこれからのスケジュールなど色々話しているとTさんに呼ばれました。
どうやら新郎に紹介してもらえるみたいです。あ、すいません、本当に初めまして。
新郎にご挨拶した後、新婦に、そして両家親族一同と語らいの時間。
いや、すいません、本当に初めまして。こんな歓迎してもらって良いんですか。
会場は学校の様な、大きなお寺を貸し切って行われていたようで、色んな部屋に、
色んな年代の方がいらっしゃいます。皆さん、僕らの顔を見ても誰も嫌な顔せずに、
「にいちゃん、どこから来たんや」
「おっちゃん、遊ぼうぜ!!」
「あなた日本人?」
色々と話しかけてもらって和気あいあいです。最後にはみんなで集合写真。
撮影にも混ぜてもらって楽しいひと時終えました。この時の写真は手元にはありません。
欲しかったなー。
そんな団欒のひと時を終え一同ホテルへ向かいます。
僕は海外の普通の一般道路を車に乗って移動するのが好きです。
クッソ長い渋滞以外は。
ミャンマーのその時走った道は時々赤土の東南アジアの風景によくある様な、
舗装されていない道路で、道の脇には露店が出てたり、その辺りに住んでる人、
普通の民家、日本には無いような建物。暑さの中に匂いの混じる空気感、
聞こえてくるその国人たちの会話、色んなその国独自の風景が見られる事、醍醐味。
それが好きだから高速よりも一般道の方が良いですね〜。クッソ長い渋滞以外は。
どうやら目的地に着いたみたいです。そんなに走、、ってないのでは。。。
いや、違う、え?食事ですか?そう言えば結婚式も早い時間だった様な・・・。
なるほどランチ的なやつですね。大丈夫です、今からカツ丼セットもいけます。
お店に入ると思ったより他のお客さんがいます。結構な繁盛店?みたい。
思い思いのおかずをお皿に入れてもらって食べる、これはいわゆる、
”はなまるうどんスタイル”!!
オーケイ、これ、オレ、ヤリカタシッテル。似たオミセシッテル。
お肉料理を中心にお皿に入れてもらいます。美味そうです。
が、今まで見た事が無い魚の様なものが勝手にお皿に乗っています。ナマズ?
お店の人を見る、
「いいから食べてみな!(ニッコリ)」
有難う、おばさん。いただくぜ!ナマズはいらないけどね!!
こんな人に「30秒で支度しな!」って言われたら飛行石を求める旅が始まる予感がするかもですね。あ、ラピュタ、大好きです。
結果、このお魚料理が僕の腸という腸を破壊したようです。
後から話を聞くと、ローカルの、本当にどローカルの定食屋だったらしく、
僕以外にもう一人お腹壊した同じく1年生の戦友がいました。
僕は2泊3日の短い渡航だった事と、出張後は土・日休みに日程を調整してましたが、
戦友はミャンマー出張終了後→ホーチミン出張→バンコク戻り→日本に一時帰国。
という結構過酷な(とは言えよくある)スケジュールを組んでいましたが、結果として、
ホーチミンの病院に入院してました・・・。
と、言う訳でローカルの観た事ない料理にはちょっとだけ、
何の料理か聞いてみよう!が教訓です。
ミャンマーでの思い出深い事件を思い出しながら書いてみました。
皆さんも海外へ渡航する際はセルフディフェンスを心がけてくださいね!
次回はタイのお寺とはまたちょっと違った豪奢な雰囲気を持つ、ミャンマーのお寺、
紹介したいと思います!
それではまた!!
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