皆さんこんにちは。
仕事の行き帰りなどどこかへ移動中、家で本を読んだり掃除をしたり、
そんな”何かしてる時”にバッググラウンドミュージックとして音楽を流したり、
何かしながら音楽を聴く人も多いのではないかと思います。
僕の音楽を聴くシチュエーションとしては移動中が70%くらいなのですが、
家にいる時はYoutubeで最近だとヒップホップやレゲエのミックスリストを、
音が良くてずっと使ってるお気に入りのSONY、SRS-XB2から流し、
まったりしながら聴いたりしています。
テンションをブチ上げる曲、元気が出る曲、エモい曲も良いけど、
落ち着きたいとき、リラックスしやすいChillな曲を今回はご紹介します!
今更ですがchill(チル)の言葉の意味は、
くつろぐ
落ち着く
ゆっくり・まったりする
リラクゼーション的な状態になる
という感じの「リラックスした状態へ導かれた」フィーリングという意味合い。
音も似ているけど、使い方を間違えて「ill(イル)」だと、
『病的なくらいカッコいい/ヤバイぐらいイケてる、Coolの更に上的な意味』
みたいな意味になりますのでお気をつけください。
*使い方の一例:「lose yourselfのライムってillだよな」
と言うわけで早速ご紹介しまーす
洋楽:Chill out(チルアウト)にピッタリな曲!
The Fugees/Killing Me Softly
アメリカの3人組ヒップホップユニットフージーズ。
その彼らが大ヒットしたアルバム「The Score」収録のこの曲は、クイーンオブR&B、
ロバータ・フラックの代表曲である「Killing me softly」のHip-Hopカバーした名曲で、
この一曲の為にアルバム買ったと言っても過言ではない位の名曲且つ、名盤でした。
アルバム全体がクールなんすよねー。
“Chill out”と言う言葉とこの言葉を使う情景を思い浮かべたとき、
真っ先に思い浮かんだ、イントロが流れ出したのはこの曲でした。
ロバータ・フラックが唄うオリジナルもR&Bのマスターピース、素晴らしい曲なので、
ロバータのバージョンが気になった人はこちらもぜひ聴いてみてください。
メンバーのルーツがハイチにあったりするからなのか、
Bob Marleyの超有名な曲「No woman,No cry」のカバーも同アルバムで聴けるので、
こちらもオススメなので合わせて聴いてみてください!
Lauryn Hill/Can’t take my eyes off on you
最初に紹介したThe Fugeesの紅一点ラッパー、ローリン・ヒルの
全世界で1,200万枚売れた大ヒットアルバムに収録された(21曲目)トラックです。
先程の「Killing me softly」と同じように知ってる人は多いと思いますが、
オリジナルはBoys town gangと言う1980年代のシティポップグループが原曲。
ローリン・ヒルの曲じゃないんですが、ヒップホップミックスがこんなにハマって、
尚且つカッコ良い曲になるとは!的な印象を受けました。
彼女のラップとか歌唱はスタイルがあってカッコ良いですよね。
何か色々とトラブルに巻き込まれ、服役(とは言え3ヶ月)した過去はありますが、
彼女のスキルと音楽は本物。シーンに颯爽と返り咲いて欲しいと思います。
この曲はアルバムの収録曲で更に21曲目って事もあってMVも音源も、
リンク貼れるものがありませんでしたので、 Youtubeですぐ検索できるよう、
他のオススメの曲のタイトルと一緒に書いておきます!
- Lauryn hill Doo-Wop(That thing)
- Lauryn hill Ex-Factor
I’ll be missing you/Puff Daddy & The Family Faith Evans & 112
Notorious B.I.Gのトリビュート音源に収録されていたのがこの曲「見つめていたい」
またしてもカバーです。原曲はイギリスのロックバンド、スティング在籍のポリス。
概要を説明すると、東海岸の代表的存在「Notorious B.I.G(biggie)」という偉大なラッパーが、
西海岸の2PAC&デスロウレコードと抗争に至り、犯人は未だに分かっていないのですが、
暗殺された事件の後、B.I.G追悼の為に作られた音源、その中のチルすぎる一曲がこれです。
何回聴いたか分からない位好きな曲です。
パフ・ダディはバッドボーイレコード繋がりで、フェイス・エバンスはB.I.Gの奥さんだし、
【& The Family】のクレジットはまさしく”家族”って感じですね。
曲全体に漂う哀愁、切なさ。
元々のポリスの原曲が良いだけに、ここにヒップホップテイストが加わることで、
原曲の良さを持った別の良い曲になってしまいました。良い意味で!
The Black Eyed Peas/Don’t Lie
名作「Monkey Business」の4曲目がこの曲です。
ブラックアイドピーズ、筆者的にはロンドン橋のFergieが参加していた頃の時代が好きです。
初期の頃はゴリゴリ”過ぎる”ヒップホップって感じでそこまで注目はしてませんでした。
が、「I Gotta Feeling」や「Boom Boom Pow」など、クラブサウンド、パーティー要員、
そんな感じになる前のこの「Don’t Lie」くらいの時期が筆者的には好きで、この曲を選びました。
Fergieの切ない歌唱とそのChorusに入るまでのラップパート、
曲全体から漂うのは間違いなくチルいフィーリング。
チルだなあ…と感じるポイント、皆さんはどんな部分でそう感じますか?
僕の場合、この曲のサビの手前、ファーギーのパート、切なさMAXの曲展開がそう感じます。
最近までよく知らなかったんですけどウィルはEasy-E@Ruthelessのレーベルにいたんですね、
知らなかった。
ストレイトアウタコンプトン、だいぶ脚色されてるらしいけど面白い、良い映画だったなあ。
Kingston Town/UB40
「Can’t help falling in love」のレゲエカバーで一躍有名になったイギリス@バーミンガム、
スカ・レゲエポップバンド、UB40の
カリブ海の島国、ジャマイカの首都、それがキングストン。
曲名の通り、レゲエ誕生の地ジャマイカ、キングストンへの思いを、
本当にシンプルなレゲエサウンドで捧げた名曲です。
いつ聴いてもフラットな状態になれると言うか、落ち着くというか、
彼らのサウンドの特徴でもありますが、派手さは無いけどなんか落ち着くのです。
どのプレイリストにも大体入ってる好きな曲です。
Amber/311
知ってる人は知っている。
元祖と言っても言い過ぎでない様な、それ位昔からミクスチャーロックで頑張る311。
パンクロックが根底にありつつ、ラップやレゲエへの傾倒を随所に聴かせながら、
ずっと自分たちの音楽をアップデートし続けてきたバンド。と言うのが僕の印象です。
とにかくギターのカッティングの音、そして、ラップパートの入り方がカッコ良いんですよ。
SUMMER SONICで1回観た事があって、その時のライブはかなりヤバかった。。。
始まる前からステージ前にはそれまでの日本人・外国人6:4くらいの割合だったのが、
311の登場で外人が一気に増えて、盛り上がりが半端なかったし、
ステージングがめちゃくちゃ上手いバンド。って印象を受けました。
そんな311史上、最も多く聴いたであろう、または、
最も多くのプレイリストに重複して追加しようとして何回もスキップしたのがこの曲です。
始まりから終わりまで続く”浮遊感”と、夕方の波打ち際をイメージさせる、
切ない音の作りはまさに「チルな音楽」って感じです。
One Love/Bob Marley & The Wailers
説明の必要ないのではないかレベルのボブにいさんの名曲中の名曲、ワンラブ。
一時期この曲を聴いただけで泣きそうになる時期がありました。
レゲエにも色んな種類が(スカ、ロックステディ、バージョン…etc)ありますが、
Bobにいさんのレゲエが一番しっくりきますね、僕みたいな俄には。
One love,One heart
Let’s get together and feel alright
歌詞もそうだし曲全体からボブにいさんからの愛を感じます。
故国ジャマイカが紛争の大変な時期に音楽活動を始めたボブ・マーリィ。
彼が他界した時、そのお葬式は国葬になるほど国民的人気、英雄と言っても良いのでは。
ボブにいさんの歌声とたくさんの曲は、これからもずっと好きで聴いていたい音楽です。
最後に
いかがでしたか?
chill=落ち着く、リラックス的な意味合いの解釈は、結構昔から存在はしてましたが、
日本での市民権というか、使ったりするのって比較的最近ですよね。
この言葉が流行った背景には、人の心が以前の昔と比べるとギスギスしていて、
世の中全体が癒しを、くつろげる安心感を求めてる様な感じもします。
今回ご紹介した曲はchillとかの括り無しでも名曲ばかりなので、
テーマとそぐわなくても「おっ、これなんか良い曲」と思ってもらえて、
その曲で気持ちが落ち着く様な事があれば・・・嬉しいなあ。
それではまた〜
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